日本を代表する株式会社キーエンスという企業について

日本を代表する株式会社キーエンスという企業について

2020年の春から続く、新型コロナウイルスによって、大企業であっても大ダメージを受けてしまう企業が増えてきました。しかし、そんな厳しい状況下においても、安定した業績を上げている企業もあります。2021年の国内企業の時価総額ランキングで第4位にランクインした、株式会社キーエンスなどは、そういった企業のひとつでもあります。

株式会社キーエンスの基本情報

こちらの会社は、1974年の5月27日に、兵庫県尼崎市に設立された会社です。設立当初は、現在の社名ではなく、リード電機株式会社という名称での設立でした。現在の社名に変更されたのは、設立から12年後の1986年の事になります。こちらの企業の代表を務めているのが、代表取締役社長の中田 有さんです。2021年3月現在、連結従業員を含めると、8,380名という日本を代表するマンモス企業です。東京証券取引所市場第一部に上場している企業でもあります。

こちらの企業は、積極的に海外進出を果たしています。1985年にアメリカ現地法人 KEYENCE CORPORATION OF AMERICAの設立を皮切りに、1990年に、ドイツ、2001年に、中国、2011年に、インドとブラジル、2013年にインドネシア、2014年にベトナム、2016年にフィリピンと、次々と現地法人の設立を行い、事業規模を拡大し続けてきました。現在では、総売り上げにおける海外の割合は、半分を超えています。

株式会社キーエンスのサービス内容

こちらの企業では、様々なアイテムの開発、販売を行っています。中でも、センサーや測定器、安全機器、マイクロスコープなどの商品が有名です。これまでも、市場を一新してしまうような、新しく魅力的なアイテムを生み出したことで、国内外から注目を集め続けてきた企業です。

最近では、レーザ元素分析ヘッドのEA-300シリーズなどは、非常に注目度の高い新商品として、多くの企業に導入されています。EA-300シリーズは、ステージの上に置くだけで、簡単に元素分析をすることができるという、非常に画期的なアイテムとなっています。また、蒸着や真空引きなどの面倒な作業をしなくても、そのまま元素分析をすることができる手軽さや、物質の特定を、高性能なAIがサポートしてくれるなど、元素分析にかかる手間や時間を、大幅に削減することができます。

株式会社キーエンスのCMOSレーザセンサ

株式会社キーエンスのCMOSレーザセンサのLR-Xシリーズは、世に出回っている反射型CMOSレーザセンサの中でも、最も小さな超小型サイズのレーザセンサとして注目されています。実際には、9.4mm×27mm×17mmという、これまでの常識をはるかに超える極小サイズであることや、CMOSレーザセンサとしては、世界発となるグリーンレーザを採用しているモデルとなっています。

CMOSレーザセンサのLR-Xシリーズは、超小型であることから、ほんのわずかな隙間であっても、簡単に設置することができますので、大幅に設計工数を削減することができます。また、グリーンレーザによって、従来よりも高い検出率を成立させていますので、対象物がどんな物質であっても、安定して検出することができます。株式会社キーエンスでは、他にも魅力的な製品が揃っていますので、お時間を見つけて、公式ホームページなどをチェックしてください。

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